揺らぐ文章〜『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』






泳ぐのに、安全でも適切でもありません

泳ぐのに、安全でも適切でもありません



江國香織は今まで何冊か読んでいて(「思いわずらうことなく愉しく生きよ」など)
読みやすいと思って借りた。

ただ…『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』
は、何だか合わなかったなぁ。


薄らぐ空気とそれを表現する「揺らぐ」文章が何だか
「はっきりしてよ!」と言いたくなるのは、
今の私の心境で読んだからなのか。


無性に男性作家の本が読みたくなった。