よくもってるなあ




久々にやばいわ。カラダ。

振り出しに戻ったプロジェクト。いびつな組織。仕事がデキすぎ頑固がゆえに突っかかってくる派遣さん。上司と部下に挟まれた気まづさ。
どこからどこまで部下に仕事をふっていいのか。無責任と思われやしないか。
どのレベルで決断すべきか。相談することか、自分で結論を出すべきか。叱るべきか大目に見るべきか。

緻密に詰めていくことか、適当に流すことか。

外部に対し笑顔を保つべきか、しっかりした表情でいるべきか。
中間管理職(名ばかりってやつだけど)になって明らかに平社員の立場とは違う悩みが出てきた。

和気あいあいと仕事をするのはたやすい。でも「締める」ところは締めなければならない。部下にも外部会社にも。ビジネスだから。
ナメられてはいけないけれどツンケンして仕事がうまく進まないのも困る。「ほんっと困ってるんで協力してくださいねぇえええええー」って感情をこめて言ったりすることだって必要なんだよなぁ。そもそも素の私はそっちタイプだし。

いずれにせよ、さ、中小企業に入ってみて大企業の良さを再認識するわけですよ。儲かってる大企業の場合経費に関して甘い。委託費を細かく見直しもしないし値切りもしない。だいたい妥当であればほぼ相手企業の言い値だ(私がいた会社の場合)。「経費削減」っていう言葉すら存在しない。でも今の私はその言葉のもと委託費をねぎっている。一番初めに出される見積書をそのまま承諾することはまずなく「〜〜〜円くらいでイケません?」という交渉をする。普通の企業であれば普通なのかもしれないが、金銭的に恵まれた企業にいた私には恥ずかしいことであり最初は驚きでもあったのだ。そう、貧しくなった気分というか。でもその経費削減が積もり積もって原価を抑え利益を生む一助となるのだよなぁ。という意味でやっと「世間」を知った気もしております。値切るのは本当にイヤだけど。価格とクオリティは比例すると思うもん。まぁいいけどさ。