ただうまく「中間管理職」




転職したてなのに、ワタシ中間管理職。上司1名/自分/部下3名。この配属にはビックリした。私は前職で管理職をしていたわけではなく。ただの兵隊だった。中間管理職であることは出勤して初めて知った。「なんで私がッ?私には荷が重いですわーー!!!」と辞退したいくらいだった。想定外の出来事で、家族と失笑してもうた。

私は現在、平和に、ほどほどにやりがいがあり、自分のそれなりのスキルが活用できる仕事、でいいのだ。別に出征したいとも仕事でめざましい成績を残したいとも思わない。(昔は思ったけど)

なんせ転職してその部下たちに教えてもらわねばならず、「転職者&上司」っていうのはすごく難しいと思った。ただ幸いなことに部下3名はとても素直でこのへんのアンバランスさにも日々なんとか自然に過ごしてくれている。「転職者」としての私には丁寧に教え、「上司」としての私にはそれなりに立場を尊重してくれる。これが「やってらんねーよなー。何もわかんねー人がいきなり上司で指図されてもさ」とか何とか言う類の人たちだったら、私もかなり厳しかっただろう(裏ではそう言われているかもだけどね、いやでも私は彼らを信じている)

私のさらに上の上司からは「部下にもっと仕事をおろせ」とか「厳しく指導するように」なんて言われる。でも私は和やかに仕事をやりたい。だから仕事の落とし方も考える。厳しさはここぞというときにピンポイントで良いと思っている。そんなこと言ってるから上司として甘いのかもしれないけれど。

それにしても、新しい会社に入ってまだ1か月経たない。わからないことが多い。仕事の回し方、関係各所との歴史・関係性、話の通し方、企画の立て方、書類の作り方…。「ランチは誰と行くのか」ということすら、慣れるまではドギマギなのだ。


それにしても環境の整っていない中小企業orベンチャーへの転職者は自分で積極的な動きができないと無理だ。教育なんて誰もしてくれないし、最低限必要な研修なんかもない。だから組織の構造、仕事の内容、やり方は自分でいろいろな人にヒアリングし自分で「辞書」を作るしかない。うへーーーん。わかってたことだけど、がんばっとる、あたい。


それにしても今かかわっている分野はかなり旧式なメディアだ。こんなん時代遅れだよなーやっぱりなーなんて以前を懐かしく思う。メディア自体が古いとどうがんばっても頭打ちの部分がある。でも「それをわかった上で」突破口を探すのが仕事なんだけど。