感情的じゃなくて





仕事で感情的になることは
誰にでもある。



それを外に出すか出さないか。
これには人によってすごく
差があると思う。






「感情的にならない」、
これはワタシが
「仕事デキる人」の要素として昔から
思っているところだ。



議論のゴールは、お互いが納得して
最もベストな答えを出す、ってことだと思う。



そのためには、いかに最短で有意義な議論を
繰り広げることが出来るか。
(できれば笑いや和み、コミュニケーションも!)


であれば、議論は感情ではなく
頭脳でするもので。


感情的になると、ロクなことがない。
円滑に進むことも、その感情エネルギーによって
周りの人をハラハラさせたり、
不要な議論を生んだりする。


…っていうか、私、そのエネルギーを受けると
疲れてしまう。
ということであまりイライラや怒りは表さないように
している。


怒る・叱る場面。

「どうしてやっておいてくれなかったの!」
と言いそうなところは
「〜〜までにやるということだったと思うんだけど、
何かあってできなかった?」
と聞くところから入る。


「考えれば分かるよね?」
と言いそうなところは
「〜〜だから、−−だよね」
と説明する。


怒る場面でいかに周りに
「怒っている」「叱っている」
ととられずに叱るか、ってこと。


そう、叱ってるんだけど、
異論を述べているんだけど
ダイレクトすぎない、ってところ。


きちんと根拠を示して、
お互いの意識の差や溝を
埋めていく作業をする、ってこと。




回りくどい?


でも、ワタシは気持ちよく仕事したい
と思っているので、
できるだけそうする。


周りには感情的な人がいっぱいいて、
逆にどうしてそこまで感情をむき出しに
できるのか感心してしまうくらいだ。


これは、本当に、素直にそう思う。


「感情的になれたほうがいいのではないか」
とさえ思うくらい。


威厳、重みが出てきたりするからな。



でもワタシはできないなぁー
と思う。


ギツギツしている雰囲気のときは、
ほわーんと和むことをしたり言ったり。



ある人を厳しく感情的に叱るYちゃんを見ていて、
「そ…そんなに厳しい言い方をしなくても…」
「それじゃヘコんじゃうよ」
って思ったりしている。



それだけ仕事に情熱を持っている証拠でもあるので
一概にダメ、とは言えないんだけど。