わたしがただ生きるという






派遣先での仕事もあと4日。

日に日に、辞めることにして良かったと思う。




リーダーのやり方がどんどん威圧的で強制的なものになってきていて。辞める私たちにはつらく当たり、新人さんには甘い…という「よくいる」タイプだとは思うけれど。

前は懇意にしていたけれど彼女との間には溝ができてしまった。

でも。
新人さんも彼女のやり方に気づいてきていて…いつか何か起こるのかもと思う。


言いたい。

感情や機嫌に左右されないでほしい。褒めることはしないで問題点ばかりあげるマネジメントでは下はついていきません。





大きな会社の事業計画発表会に参加した。
まず、大ホールに200人以上集まったそういう会が懐かしかった。昔いた会社は頻繁にそれがあり、私も2回ほどプレゼン(なんて言えるもんじゃない簡素な報告)をさせられた。
売上。対前年比。達成・未達成・何のために仕事をしているのか。顧客のしあわせ。……

あ〜懐かしいっ!
生え抜きの新人で早くも中堅になりメラメラ燃えていた時期の私は、手帳にメモを取り…「部署に、事業に、会社に貢献しよう→それが私の楽しみだわ!」と意気揚々としていたものだった。
あれは、経営陣にうまく操作されていたともいえる。いい意味で。(それができるなんて優秀だし、私はそれである程度は伸びたと思うから)




でもさ。


そういう夢物語やサクセスストーリー…ではないんだよね、日々の仕事ってさ。



経営陣やリーダー陣には、5年、10年単位もしくはそれ以上のタームで事業の成長「数字」だけ追っていける。



確かにそれを振り返って「アップダウンあったけど結果的にスタート時の●倍に伸びた!やったね!」「ダウンも必要なことだった」と言う。「ダウン」の時期なんてグラフの1ミリの長さしかない、「大したことのない」ダウン





けれど。

その「ダウン」の時期にいるイチ社員の1ヶ月、半年がどんなに苦しいか。毎日がどんなに。




苦しいとき。

「虫の目」ではなく「鳥の目」で。俯瞰して事業全体や10年単位で「自分のいまの仕事」を見ようとしてみる。
そして「自分だってこんなに意味のある仕事をしてるんだ」と志気を高めることもできる。


しかし。
それがもう効かなくなるときがある。



私は、そうなったら自分にとって区切りをつけるときだ、と思うようになった。



何年か、いくつかの場所で仕事をしてみてとても楽になった。

仕事は自分のほんの一部でしかないからな〜と。




ただし。
自分のために、やることはあるなあと、もう一回やる価値はあるかもなあと。

新しい職場に行ってみるわけで。
会社の理念に共感できるかが一番大事だったのが「そのへんは、ま、いっか」になったことには若干「これでいいのかな」と思う…




でもいくべし。
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