2010年9月の勝手なありがとう






あなたは普通に生きている。


いや、家族・友達・仕事仲間に囲まれて、

生きている。


ただ、人間が誰しもそうであるように、

あなたは一人で生きている。




普通に好きなラーメンを食べ、
お寿司を食べ、
新幹線に乗り、
ツーリングを楽しみ、
山に登り、
バスケをし、
飲み、
散歩をしている。




そんな
当たり前のことを
久しぶりに目の当たりにして、
少し寂しく、悲しくなった
自分が
イヤ。



まぶしく
映ってしまったことが。



くやしかったんです。




ふと
見上げる空に
思うものは
あるんだろうか。


ホームで
電車を待っているとき
よみがえるものはあるのだろうか。




私も
普通に、生きています。



守られるものに
守られて、生きています。


私も、
たぶん、守っています。





そうか。

ぐんぐん大人になっていくということは、

守るものができる

ってこと、なんでしょうか。



守るものがあるってことは

温かいことでもあり、

幸せなことでもあり、

でも少しばかり

何かの代償だったりもするのでしょう。







決断は
正しかった。




そう言い聞かせて

一生墓場まで持っていくのが
大人にならなきゃいけない
私たちの
最後のマナーであり、
決まりごとです。




進むために、

必要だった。




卒業することが。




でも、
たまには泣きごとを
言ってくれませんか。




ありがとうございました。