年末年始に思い入れがなくなってきて悲しい




中学生の年越しなんて「好きな曲を聴きながら24時を迎える!」と勝手に決め、極寒の部屋でCDプレーヤーにお気に入りの曲を入れPAUSEを押したまま…24時ちょうどに「再生」!
あーーー!!!!! 新しい年になった!と感動したものだ。

もしくは家族と高齢の「紅白歌合戦を観てそのあとの『ゆく年くる年』の鐘の音を聴いてみんなで『おめでとう』を言い合う」というものをしていた。31日はおせちの用意もありまた「好きなお菓子を好きなだけ食べていい」というしきたりがあり、何だかワクワク浮足立っていた。

クリスマスより年越しのほうが感慨深く、楽しく、大事な行事だった。


元日は「誰から年賀状きてるかなー」とドキドキしながらめくり、その枚数で一喜一憂なんてものもしていた。自分は出したのにくれていない友人がいると「シュン…」と悲しくなったり。そしてテレビ「かくし芸大会」を観て一日中おもちやらお菓子やらを食べまくってごろゴロを極める。

それなりに落ち着いてきた2日に家族そろってこれまた極寒の中初詣に出かける。イカ焼き、たこ焼きなどを食べお正月を満喫。


しかし…次第にこういった気持ちを味わうことなんてなくなったなー。なんでだろう。


年賀状も「書かなくていいか」で結局年賀状をくれた人にだけ元旦以降に出すという申し訳なさ。

年越しにも感慨深く思うことはなくなってしまった…本当に、なぜ??? これでは「紅白になんて出なくてよし」と判断する昨今のけしからんミュージシャンと同じではないか。


おせち、お雑煮、初詣、破魔矢など日本古来のお正月の行事はとても素晴らしく私はしなくてもずーーーっと続くといいなと。そして私もいつか豪華なおせちを手作りできたらいいなぁと思うわけです。


ってか、仕事行くのだるい。