可能な本当の自分の愛




響いた言葉。


なんでこんなに哀しいんだ、孤独なんだ、不運なんだというのは、かなりの感情を使って受容するしかない。そんな人生不公平だということだけど、しかし、そうして、ああ、それが私の、私だけの人生だったと得心するということ。そして、他人の幸運は、まあ、羨ましいなとは思うにせよ、それは他人の人生だとくっきりしてくるし、他人の人生がくっきり見えてくると、自分の人生との関係性における、自分の意志の限界が見えてくるし、そのなかで、たぶん、「愛」というものがあるよ。というか、それが可能な本当の自分の愛だということになるのだろうと思う。

http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20090726/1248568350