何年かに一度の喜び




仕事の成果、自己満足ではない「本当の成果」。この多くは数字で表わされるのだけど。
私は、特に仕事がデキるわけでもなくその自信もない。むしろデキないと思う。

でも2・3年に1回、自他ともに認めることができる成功っていうのがある。

1回目も2回目も、自分で企画・制作したモノに爆発的な反響があった、というもの。メディアを使って発信しそれがどのように受け取られ、伝播し、ユーザーに作用するのかは、見えない。だから「反響」までに時間がかかるときは潜伏期間となる。そんなときはほかの仕事も回しているので「なんだかなー」っていう日々である。

けれど、反響の蓄積や何かのきっかけによる「ブレイク」が起こると周りも自分もお祭り騒ぎである。そしてこれほどうれしいことはない。(さらに高次元の成果というのは、そのブレイクの持続・他のモノへの伝播・何らかのリピートが必要なんだけど)


しかし自分が自信があるものが必ずしもブレイクするということはない。「これはイケる」と思ったものが外れ、「この程度で」という力の抜き加減で作ったものがブレイクする。だから私の場合、「数打つ」ことが必要で。(これは仕事をしてきて分かったこと)これは強みでも何でもないけれど、私はそういうタイプなんだ、と割り切ることも必要。

今回、自分が何か月か前に企画・リリースしたものが時差でブレイクしたのだけど、その現場を離れているのでちょっと残念。

仕事は大変だし毎日地味な作業の繰り返しとストレスから離れられないものだけど、その2・3年に1回の成功のためにも、ちょっとだけがんばろ、って。今回そう思ったりして。

仕事行かないで昼間も寝ていたいけれどねーーーー。なんて。