スーツという訳ではなく、ただ単に「ネクタイが並ぶ様」が好き




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私は、用事もないのに、別にプレゼントする相手もいないのに、一人でメンズの洋服や小物を見るのが好きだ。好きです。





特にセレクトショップに入るとレディースから自然にメンズへ…。カジュアルなゾーン、そしてスーツに代表されるフォーマルなゾーンに移っていくと…。


ゾクゾク。。。。
特に「スーツフェチ」でもないのだけど、あの空間が、好きです。


フォーマルなゾーンはスーツ、シャツ、ネクタイ、ベルトが整然と並べられ、圧巻。
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特に私が好きなのが、ネクタイが「ズラーーーッ」と並んでいるあの場所。種類は多ければ多いほどイイ。
色のグラデーションで並べられ、目にも鮮やか。そして色だけでなく生地・織り方・模様など本当にいろんなバリエーションがある。


私は「生まれ変わったら男になりたい」と思ったことはないのだけど、もしそうなったら憧れるのがシャツとネクタイだ。この組み合わせって無限大。さらにスーツとの組み合わせも考えると…。


でも予算的にスーツを何着もは無理なのできっと、シャツ+ネクタイの組み合わせで楽しむんだろうな〜と思う。


限られたVゾーンでのお遊び。それがとっても楽しそう。



…となんでこんなことを書いたのかというと。

今日はランチ1時間の間に数軒のお店を回って、ネクタイを探したから。

この間とってもお世話になった方がいて、その方へのプレゼント。ネクタイなんてすっごくベタだしきっと何本も持っておられるのだろうけれど何本あっても困るものではないかな、と思って。

そしてその方は「シャツとネクタイが好き」と言われていたので余計に。

微妙にリサーチ。どんなネクタイが多いのか、どんなのが好きなのか。プレゼントすることはバレないように、会話の中でなんとか…。


そうすると「シャツはボタンダウン&広い襟開き」「最近ピンクのネクタイがほしいんだよねぇ〜」「ネクタイだとだんだん細いのが好きになってきた」とかとか。


ほーーぅ。


ということでピンクのネクタイを探しに出かけたわけです。


幸運なことに会社の周りは、しっかりとしたブランド店が多い。目上の方に贈るネクタイを選ぶには最適。


今日は「ネクタイを買う」という目的があるので、堂々とメンズフロアにも入りネクタイたちを凝視することができます。…いい。


1軒め。
アローズの高級ライン。ネクタイの本数が少なく、すぐに却下。



2軒め。
海外系ブランド(よー分からん)のフラッグストア。値段が高すぎて却下。



3軒め。
私が大好きなセレクトショップ。「ここで買いたい!」と思いつつも「ピンク系」という枠のなかではコレというものがなく、お店を出る…。



4軒め。
日本のとあるセレクトショップ。ズンズン入り奥へ。…もう休憩時間が少なくなってきた…早く買わなければっ。
ネクタイのあのコーナーへ進む。「きゃーー!」というほどの本数ではないけれど、選べるだけは、ある。素材も色々。お値段もまあまあ。

私の最近の好みは、原点に戻ってストライプ・黒&紫の渋い織りのもの…なのでどうしてもそれらに目がいってしまう。


…いかん。ピンクだ、ピンク。
ピンク系だと、15本くらいある。


いくつかをピックアップして店員さんに相談。どんなシャツと合うか、合わないものはあるかetc…。
店員さんは何枚かシャツを出してくれてネクタイを当て。(ただ合わせてみるより、きちんと結び目を作って当ててみるほうがいいなぁ。)


結局、その中で一番無難でどんなシャツにでも合いそうな(太めストライプシャツでも)薄くて少しベージュ寄りの1本に決めた。ピンク地に、薄いブルーのドット模様織りになっているもの。


「…これにします!」

と言ったときの達成感と安堵感。




ギフト用にラッピングしてもらっている間、レディースフロアで私の大好きな香水メーカーのフレグランスを試香。あ〜いい香り…。


そんなこんなしているうちにラッピング終了。店員さんから手渡してもらった袋が想像以上にシッカリしたつくりで、しかも大きくて。中のネクタイ(包装された物)がパカパカ浮いちゃう。


「この袋、なつかしいな〜」と複雑な気持ちになりながらも、「あと5分で会社に戻らなければ!」と足早にお店をあとにする。


それにしても、実質35分の間に4軒回り、ピンクのネクタイ1本に決めた自分よ、エライ!と勝手にホクホクして会社に滑り込むように戻った。


そしてその買ったものはなるべくバレないように、隠しながら机の下へ。


あ〜、楽しかった。メンズものを選ぶのは楽しい。
>肝心の、その機会がないのですがこれはどうしたものでしょうか(ここで書くことではない)



この1本、お世話になったあの方が喜んで気に入って使ってくださるといいのだけど…。

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     ↑選んだものとはぜんぜん違うのですが。




これからもメンズフロアはうろうろしたいものでありんす。