2007年セールに思う




今月は無職なわたしは、とてつもなく暇である。友人は仕事だし「とりあえず渋谷」という具合に電車に乗るしかない。(できたら新宿に行きたいなあ〜新宿のほうが好き!)



街に出るとセールも終わりぎみ。しかし、セールって疲れるからコリゴリで。モノが溢れていることや、物欲のエネルギーを退廃的にとらえてしまい、あまりいい空間ではなく。

確かにプロパーで買ってあとで50%OFFになっていると残念だったりする。プロパーで買う良さって、ゆっくり多数の中から選べること。サイズや色もそろっている。バーゲンでの買い物はその逆。
プロパーで次のシーズンの買い物は、疲れない買い物ができるという保証にお金を払っているとも言えるかも。


70%OFFでもしっかり元が取れるアパレル…。原価いくらやねん?な世界。(メーカーは大抵どこも一緒かあ)


洋服に限らず「余計なもの」を部屋に持ち込まないようにして数年。…とは言ってもまだまだモノが多いなあ。
前はデザインと着心地だけだった判断基準も「会社の中で照明に照らされたらどう見えるか」とかも気になりつつある。昔はテロテロでも気にならなかったけど素材感って大事だなあと思うように。


公式の場に出るときにある程度対応できるカッチリさも。今まで限りなく普段着に近いカジュアルが許された職場ばかりだったからなあー。その点はありがたい。スーツやジャケットなんて必要なかった。でも最近は会社に求められるからではなく自発的にジャケットは着たいなと思う。ただし、シャツジャケットとかフリル付きの「なんとなくジャケット」とも言えるものがいいな。


その点、GRACEはそういうジャケット作りがうまくて、いつも欲しいジャケットがある。この間は手刺繍レースのワンピースがあってその素敵さっぷりにクラクラ… まさにパーティーチックだけど頑張れば会社でもOKでは?な感じで。


洋服って、感覚的に2つの種類がある。1つは「使い回せる・便利なもの」、もう1つは「魂に訴えかけてくるもの」。

わたしの場合、前者は「無難・シンプル」で、後者は「デコラティブ」なことが多い。

本当は両方をクリアできるといいのだけど、なかなか難しい。(グレーでパールがついているカーディガン、ペイズリー柄のフリルスカート…くらいかあ)


「幸せ度」でいうと断然後者のほうが高い。その洋服に袖を通す度に感じるちょっとした幸せ感。そういう洋服って、不思議とシーズンが変わっても「忘れない」。「肥やし」にならない。
逆に「定番だし」と買った薄手のニットはその存在すら忘れてしまう。


と思うと、価格が張っても後者のほうが自分にとって良いのかも。





洋服よりも「必要なもの」。ある意味社会人として必要。「歩く」という原始的な行為に直結していて気分が変わる…靴。

観るだけでも好き。スニーカーも、パンプスも、ブーツも!革のいい味が出ていてラインがきれいだとすぐさま連れて返りたくなる。



「色」として買った赤いパンプスは…かかとが合わなくてはいていたら血までにじんでしまった。。
パンプスは合う・合わないが店頭では分からないから難しいなあ…

              ↓形は好きだけど本当に歩くたびに痛くて拷問に近い。              f:id:opiumn:20070118000949j:image