14決戦・15前進




14日は、友達3人それぞれ形は違えども、ある意味「決戦」で。この日に集中したことに驚いた。


池袋、高輪、渋谷。それぞれに思いを馳せた。


私はうざったい暑さと雑多な熱気漂う渋谷へ。タワレコが閉まっていてがっくり。


映画「ゆれる」を見る@シネアミューズ
オダジョーに加え何と言っても香川照之が出演しているのが大きい。この人はすごいな。いつの間にか他の俳優とは一線を画して重箱の隅にあるような作品に選ばれ、独自の存在感をもった。

オダジョーにさほど思いはないんだけど、都会で自由に暮らすやさぐれた男が似合ってた。目にかかるボッサボサ髪がすてき。車もタバコのこだわりも◎


香川照之は、田舎に残り家業のガソリンスタンドを継いで独身、毎日かいがいしく父親の世話をする優しい兄。自由で男としても魅力のある弟との対比がうまく描かれ、憧れと嫉妬がものすごくよく分かった。
洗濯物をたたむ後ろ姿が…やばい!和やかな中に潜む狂気。それを後ろ姿で発していた。怖いシーン

脇を固める伊武、長塚京三も安定して◎。木村祐一の演技だけど微妙な感じが凄みがあって意外に良かったなあ…
そしてわたし大注目の「新井浩文」がスタンド店員でなかなかな色を出し。新井くんの「ゲルマニウムの夜」は彼の布石だなあー久々に気になって仕方がない役者がキターて感じ!(気になる方は、上野の国立博物館脇にできた一角座に行くべし。映画館の一形態としても新しい)

「ゆれる」の全ては最後の香川の絶妙な笑顔にあり。ん、全て。

DVDでも良い種の映画だけど、シネアミューズ系の年間会員になるきっかけにもなったし良かったかなー
これは年間会費1500円で一回無料、毎回1300円になり、かなりお得かと。9月以降もアミューズに映画みにいこっと〜


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渋谷の裏の洋服屋をぶらぶら。ジーンズほしくなる


TSUTAYA


ほど良い諦めと覚悟。自分を良く見せようとしないほうがいいんだよねぇ〜と分かっていても意外に普段できてないことに気づく、そのときの楽さ。私はパーティーにでも行くんだろうか的格好で、ん〜まあ仕方ないよねと。


会話下手かなあ〜と改めて思う。特に最近。


予定から読みとられること少し違いを感じつつ、でも特に良い状況になったとも思わずに歩く都会の道。
今年は結局ちゃんとした花火大会に行けなかったなあ
嘘かホントかの花火セットはどこでできるんだろう、できたんだろう。線香花火だけでもいいな。小さなパチパチ。


上から見下ろしのろのろと進む道。これは心とつながっていたのかな。

グルグルした空間は初めてではなかったけど少し息が詰まる。

明らかに失礼なことに対してはきちんと投げかけることが必要なんだなあ、けど私はこれが苦手。許してしまう。
ただしこれで判断できることも、あるんだなあ…



目の前・この先。人は感覚に関係することはなかなか整理して語れないし、認識の違いがあるから。それをほどいていく作業なのかな


オンリーワンというよりナンバーワンかどうかということ、未知で未知数なこと


限られた時間の中で人を知り、「信頼」できるまでには時間がかかる。ただ、知るために前に進むほうが良いのかも。後込みしないで。
イヤな予感が大きい経験は少ないけど。
マイナスをプラスに変えられるかな。変わるかな。変える?


たぶん分からないってことを共有するタイミングがあるし、必要なんだろうなー

勝負。じゃないけど、

自分が深呼吸できない場所は、そこを何らか変えるか、自分が変わるか。ん。

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