観てよかった…/NHKスペシャル






私は割とドキュメンタリーが好きだ。
特に、テレビで言うとNHKのドキュメンタリー




ナレーションも落ち着いていて、
多局のように毒々しいテロップは出ない。


映像の写し方も、地味で独特だ。


NHKドキュメンタリーの映像の特徴は、「人の表情のアップ」だと思う。

そこに無駄なナレーションは入らない。「表情」で語らせようとする。





両親が好きだったこともあって、小さい頃から
よくドキュメンタリーを観た。


 
 アルツハイマー、家に帰らない子供たち、発展途上国の現状、難病、脱サラ、
 麻薬中毒 etc....




そんなNHKのドキュメンタリー。


いつも見るわけではないけれど、
昨日たまたま見た番組は・・・良かった。。。。



思わず誰か分かってくれる人に
「いま、NHKをみて!」とメールしたくなったほど



NHKスペシャ
ワーキングプア〜働いても働いても豊かになれない〜」



http://www.nhk.or.jp/special/onair/060723.html


今、日本で、「ワーキングプア」と呼ばれる“働く貧困層”が急激に拡大している。仕事をしても生活保護の水準以下の収入しか得られない人たちだ。都会では、定職に就けない若者たちが急増。路上生活をしながら日雇いの仕事で命をつないでいる。地方では、収入が少なく、税金を払えない人たちが急増。医療費等の負担増が、さらに追い打ちをかけている。番組ではワーキングプアの厳しい現実を見つめ、今後の社会のあり方を模索する。





35歳・無職で浮浪者生活を続ける男性。



彼は小さい頃ととき父親が借金で家を出て行き、母親と2人暮らしだった。
その母親もいなくなってしまい、住むところも失ってしまった。


通帳の残高は「0円」。


ハローワークに行って日雇いの仕事を探すも、年齢的なものや「住所不定
であることからなかなか職に就けない。。。。。。



彼がハローワークで肉体労働の会社を紹介されても、その会社まで面接に
行くための、150円の電車賃がない。

それで、彼は、あきらめた。