痛いな
トータルで考えてしまう。これはいいことか悪いことか分からないけれど。
昨日、婦人科に行ってきた。そして症状を伝えて検査。産婦人科には縁がなかった私だけけれど、この10年を振り返ると2回は行ったことがあった。それは生理不順(何か問題があるのでは?)で一応検査、で2回行ったことがある。
「おかしいと思ったら婦人科に行くのがいい」「婦人科はとにかく徹底的に調べたほうがいい」と友達や知り合いから聞いていたけれど何か問題がないと行かないところだ。
私は今回、死ぬかと思うほどのおなか激痛で、最終的に産婦人科へ行って検査、となった。
初めて訪れる知らない街(私がいま住んでいる街ではあるけれど「実家」ではないという意味で「知らない街」)の、ネットで調べた一番近くの産婦人科。
症状や月経のことなどを問診表に書いて待つ。数人が来ていて先生は1名しかおらず、結局1時間待った。その間おなかが痛くてまたもや待合室で、横になってしまった。
下着を脱いで診察台に。目隠しがされているけれど、やっぱりイヤな気持ちがする(女性で敬遠したことがある人なら分かると思うけど)。男性の先生だし。気持ちを「無」にしてカメラが入るのも我慢…
しばらくたって先生が体内の画像を見せてくれつつ説明。
そこには自分の子宮が映っていた。
「子宮じたいは腫れていないけれども、この子宮の壁の周りにある白い部分が気になる。
月経中の血液の塊ならいいけれど、もしかしたらポリープ・腫瘍の可能性もある」とのこと。
ひえええええええーーーーー
けっきょく月経が終わってからきちんと見られるときになったら、再検査に。
もう、頭がモーローとする。「ポリープ・腫瘍」…子宮筋腫か子宮内膜症か。
そんな今まで聴いたことがある婦人科系の言葉を反芻していまう。
とりあえず、痛み止めの筋肉注射を腕にし、しばらく横になって帰ることに。
あああ・・看護婦さんが天使に思えるよ・・・・
「だいじょうぶですか?」
「これを使ってくださいね」
「ゆっくり休んでいってくださいね」
ああ・・・今、この気持ちを共有できるのは彼女だけではなかろうか、なんてことも思う。
1時間ほどベッドで休んだ後、痛み止めをもらって外に出る。
もう、外は、真っ暗。
帰途。にぎやかな商店街。帰り道を急ぐ人々。サラリーマン、主婦、学生・・・・
私はこの間までハードな通勤にも耐えていたんだけどな。このおなかの痛みがあったら電車にも乗れないな。
いま、私はなぜ「ココ」に居て、何を目標にして、誰を頼りにして、生きているのかな。
子宮筋腫なんて決まったわけではない。むしろ可能性は低い。
もし子宮筋腫であっても取り除けばいいだけの生死に関わる大病ではない。
でも、今の私には、それが向かい風のように、襲ってくる。こわいな、って思う。
しばらくはそのことに集中して気を配っていかなければならないし。
こんな暗い話は、なかなか友達には、できない。相手だってどう返したらいいか分からないもんね。
結局「なんで最近こんなメに合うのかな」という気持ちになって、泣きながら帰った。
人はひとりでは生きていけない
でも、ひとりで生きていけるほうが、強いし、楽
でも私はムリだな、って思う。