生きている実感




今日は、生きること・死ぬこと・人生…とか色々思いを巡らせた。

それは、産婦人科という「生死」が戦い合っている場所に行ったからだろう。産婦人科には様々な「誕生」がある。望まれる誕生と…(思いたくないけど)その逆。前者は目立ち、後者は隠れるので前者だけに目を向けてしまいがちだけど。

私は妊娠したことはないけど、はじめて産婦人科に行ったとき…幸せが残酷な場合もあるのではと思った。膨らんだおなかと付き添いのダンナさん。だけどこの病棟には「産めない」人が存在する。その人たちにこのキラキラした風景は酷では…と西日に照らされて思ったことがある。

あそこの家庭も夫婦揃って産婦人科に行ききっと優しいから、赤ん坊のことで一喜一憂したんだろうな、だってやっぱり自分の子どもはかけがえのないものだよ〜お金では買えない大事なものだよ

それは生命を宿しトツキトウカ、体内で守っている母・女性ならなおのこと。胎内・胎内。1つの生命がそれぞれ生まれ出て、それぞれ歩んでいく…隣のあの子もわたしも。

わたしは本当に好きな人との子どもを産んで、大事に愛情こめて育てたい、いつか


腫れた子宮を体内に存在させて商店街を歩きながら。
母子をみてはそんなこと思ってた


死ぬから、生きる

いつか死ぬから、生きる