今この一瞬だけに心をこめて生きる
生きる上で大事なこと。
今この一瞬だけに心をこめて生きる
こと。
過ぎ去った過去でもなく、どうなるか分からない未来でもなく、
ただ、今。
何かに行き詰ったらこのことを思い出す。
思い出そう。
この本を読んで何だかスッキリとそう思った。
著者は自己啓発系の思想に疑問を呈し、先の目標を立てすぎたり欲望を満たすべく行動する風潮に逆行するような考えを記している。
これがとってもいい。
自己啓発ややみくもなプラス思考を提唱する30〜40代の「若造」ではなくて、病院院長を経験し多くの重病患者を看取ってきたこの著者が語るから、説得力がある。
「若いうちの成功は仇となる!」
「肩書きがなくなってからが本当の人生」
……など、従来の”成功本“が教えてくれなかった真実を教える異色の自己啓発書。
各界著名人・エリートをはじめ多くの人々の栄枯盛衰をみてきた著者だからこそ説得力をもって言える、「終盤から尻上がりにハッピーになる」ための人生論です。
帯津流「最後まで輝く人生を送る15の秘訣」付き。
本書で提唱する「いのちのエネルギーが高まった生き方」の効果――
○不安がなくなり、何事にも動じなくなる
○自己と他者、大いなる存在とのつながりが実感でき、幸福感が充満する
○宇宙の流れに乗ることができ、運気が上がる
○生きているのが楽しくてたまらなくなる
……etc