銀座/美容院、Dior、ねんりん家、フランス芳香オイル



上司のHさんとランチ。この方がいるから私は戻ってこれたのだ。。

彼は、慎重に病気のこと・私がいなかった間の大変さについての話題を避けた。気遣いなのだろう…だから、話すことがなく何度か会話に困った。

私は頑張ったつもりだけど何か残せましたか?あの時苦労を共にしましたよね。いっぱい助けてもらいました。最後まであの案件にたずさわりたかった…でも倒れちゃいました。私がいない間、穴埋めをしてくださり本当に何と申し訳なくありがたいことか…。ものすごく大変だったと思います。私は同僚の顔、申し訳なくてまともに見れないんです。


私は、何か残せましたか?


一何言ってるんだよ〜!あの案件の骨組みはほとんどキミが構築したものじゃないか。あそこが一番大変だったのであって、そのあと手がけられなくても充分。僕らはキミの思考を最終的な形にしただけなんだよ。

だから自信もって!

…そう、私は彼にそう言ってもらいたいのだ。一番近くで私がもがくのを見ていた彼に。

彼でなくともよい。誰でもいいから、果たせなかったあの案件のことを認めてほしいのだ。
子供のようなおびえた心はそれを懇願している。