優しさ





優しさは、相手に響く優しさであるほど
尊いと思う。


響かないのは、どちらが悪いというわけ
ではなくて、
ただ
発信者と受信者に
ちょっとしたズレがあるだけかもしれない。


「響く優しさ」というのは、
なぜか自然にフィットして寄り添ってくる。
ココロを、ふるふる、と小さく穏やかに揺する。


大きな優しさより
安定した小さな優しさの積み重ねのほうが、
最終的に
すごいチカラを持っている気がする。


その積み重ねは
ある程度時間をかけないと
分からないことだったりもする。


人を知っていくという過程にある
小さな尊さでもあるのだと思う。