『あなたになら言える秘密のこと』




試写会にて。
この監督の作品『死ぬまでにしたい10のこと』では、わたくし猛烈な眠気に襲われ始まって5分で爆睡してしまったという経験が…。

★★☆☆☆

観終わった後、とても重い気持ちになった。愛に関する映画だしラストはハッピーエンドなのだけど、それでも重い…。
映像や展開はフランス映画かと思わせるような繊細なもの。だからこそ、その重い「秘密」とのコントラストが特徴的なのなと思った。
役者としては主役の女性より、「重症を負い視力を失った男性」(ティム・ロビンス)のほうが心に残った。中年男性の懐の大きさと優しさ、ユーモア。
ヒルズという大バコで公開されるらしいけれど、単館系のほうが合うなーと。


誰にも言えない秘密を抱えたひとりの女(サラ・ポーリー)。彼女は勤め先の工場から与えられた1ヶ月の休暇の間に、ひょんなことから見知らぬ土地の油田施設で事故で重症を負い視力を失った男性(ティム・ロビンス)の看護をすることになる。彼と心を通わせ秘密を打ち明けることで、彼女は再び生に向き合おうとする。『死ぬまでにしたい10のこと』のサラ・ポーリーイサベル・コイシェ監督のコンビで贈る愛と再生の物語。


映画情報

あなたになら言える秘密のこと公式サイト