本で、泣いた





疾走 上 (角川文庫)

疾走 上 (角川文庫)


疾走 下 (角川文庫)

疾走 下 (角川文庫)



「数年ぶりに読書しました」第2弾。

これ(上)(下)一気に2日間で読みました。


(下)最後の10数ページで、ダーーっと涙が流れた。追い討ちをかけてくるコトバの洪水。重みを持った言葉のプッシュ。

久々に本を読んで、泣いた。


重松清は、なぜこんなに中学生の心理描写や、エピソード描写がうまいのだろう。仮想現実ではなくて、「本当の現実」を垣間見せるような描写だから、たまらない。ココロの芯をえぐる感じ。

SABU監督で、映画公開されるとのこと。映画、すごく、観たい。