映画を観まくっています『RAIN』『ファーゴ』『モンスター 少女監禁』etc…
TSUTAYAのDVDレンタルが100円だとか半額だとかが増えて、自動的にDVDをたくさん借り観まくっている。これは2年ぶりくらいの「ビックウェーブ」だ(私にとって)。
真っ暗にしてソファに体重を預け好きな飲み物を用意してベストなポジションでDVDを楽しむ。。。これほど幸せなことはない。さらにその作品が心に残る良作だったらなおさら。
『RAIN』
78点
こういう群像劇、大好き。さまざまな人が交差する。雨音とはこんなにも心地よいものか。そしてジャズが良く合う。
惜しむらくは、それぞれのエピソードの終わりが中途半端だったこと。
『モンスター』
20点
実際にあった事件の映画化。妻の表情が良かった。それだけ。もっと工夫のしようがある映画だったろうに勿体ない…。
『SMOKE』
50点
ハーヴェイ・カイテル主演。TSUTAYAで100円名作にピックアップされていたため借りる。アメリカのタバコ屋の店内撮影がいい味出してる。でも、ただそれだけ。
『ファーゴ』
70点
例の、コーエン兄弟。「コーエン兄弟」って響きがいいよね、なんか。
果てしなく真っ白な映像が効いていて、人々の欲望や渇きを浮き立たせている。殺人の冷やかさがより強まってゾクっとするのだ。スティーヴ・ブシェーミの特徴的な顔はやぱりイイ。
警官役の女性がいまひとつ。もう少しセクシーな女優のほうが良かったのでは。厚みも感じなかった。
『レザボア・ドッグス』
【スタッフ】
制作:ローレンス・ベンダー/監督・脚本:クェンティン・タランティーノ/撮影:アンジェイ・セクラ/音楽監督:カリン・ラクトマン/衣裳:ベッツィ・ハイマン/編集:サリー・メンケ/プロダクション・デザイン:デヴィッド・ワスコ
【キャスト】
・ハーヴェイ・カイテル (『ナショナル・トレジャー』、『U-571』)
・ティム・ロス (『海の上のピアニスト』)
クリス・ペン(『ラッシュアワー』)
・スティーヴ・ブシェーミ (『パリ・ジュテーム』、『ビッグ・フィッシュ』)
・クエンティン・タランティーノ (『スキヤキ・ウェスタン ジャンゴ』)
内容
1992年公開のアメリカ映画。配給会社はミラマックス。
クエンティン・タランティーノの才能を世に知らしめたバイオレンスアクション。宝石店襲撃に失敗した強盗たちの確執を描く。ハーヴェイ・カイテルら個性派俳優が共演し、銃撃戦のカメラワークが話題を呼んだ。
80点
脚本が無駄なく小気味良い。キャスティングも最高。私は遅まきながらこれで、大御所ハーヴェイ・カイテル*1と、「サブカル映画の申し子」スティーヴ・ブシェーミを知った。
「ギャング映画のお手本」、ある意味での完成形だと思った。
久々に名作『タクシー・ドライバー』を観たくなった。
*1:ハーヴェイ・カイテルは、スコセッシと4度目の共演となった映画『タクシードライバー』で売春宿のポン引き役ですでに観ていたのだけどその時は気付かなかった。