夫婦、親子っていいな@横山健




久々に健兄さんのコラムを読んでいて、うらやましくって
たまらなくなったーーーー!!!




「横山健の別に危なくないコラム vol.44」


そのお気に入りの歩行器でリビングを徘徊していた楓太クン、何やら静かにしていると思ったら、部屋の脇に避けて置いた観葉植物の「セローム」の葉っぱを早速食してしまいました…。ほら、言わんこっちゃない。
 「セローム」という植物はイモに近い植物でして、時々葉っぱに毒があったりするそうです。真っ青になったオレ達夫婦、すぐさま「中毒110番」に電話。いろいろと調べてもらった結果、そんなに慌てる必要はないとのアドバイスを頂きホッと一安心したんですが…この分じゃギターも破壊される日も、そう遠くはなさそうです…。




「横山健の別に危なくないコラム vol.43」


 「なぁ、パパ君なぁ、今日アルバム出るんよ。」
 「…。」
 「みんな喜んでくれるかなぁ?買ってくれるかなぁ?」
 「…。」
 「楓太がまだお腹ん中にいた時、よぉ聴いた曲がいっぱい入っとるんよ。」
 「…。」
 「ほりゃ、あの水鳥さん見られぇ。お水ん中にお顔突っ込ん
でご飯取ってるでぇ。上手なぁ。」
 「…。」
 「…えぇお天気なぁ。」

 楓太は散歩に出かけると、すぐにグッスリと寝てしまう。
(略)
 「まだ怖ぇんよな。楓太はまだ、お外の世界を見るのが怖ぇんよな。
大丈夫じゃ。パパ君とママちゃんがおるからな。」


 まだ楓太には、何も準備が出来ていないんだ。だから目を閉じて、寝てしまって何も見ない様にしてるんだ。
 ええんよ。ゆっくり大きくなりゃええんじゃ。何も準備出来てないまま社会に出ると、すぐに潰れてしまうからな。それに急いで大きくなったら、パパ君寂しいがな。ゆっくりすりゃぁええよ。



いいパパだなぁ…。
岡山弁?がまた、泣ける……




 Q:「健って結婚してたの?」

 A:…はい。コラムでは一切触れなかったんで、皆さん驚かれる
のも当然とは思います。

 今回はザラッとお話をします。
妻の名前は「横山 梨津子」といいます。
歳はオレの10歳下。岡山県玉野市の出身で、99年からキンタマ握られています(ちなみに、オレの一目惚れでした)



彼女はいつもは頑固者で子供なんですが、本当にオレが困った時、とてつもなく大きな「人としての優しさ」を見せてくれるんです。そんなところに惚れてます。


 もう数年、東京で一緒に住んでいまして、オレとしては今年の初夏にでも入籍しようと思っていたんですが、年明け早々に楓太を授かったコトを知り、急遽入籍しました。結婚式のドレスも、
華やかなパーティーも、記念の旅行もない、つわりの中での質素な入籍でした。その内に楓太と3人で写真を撮って、旅行でもしたいと思っています。


 皆さんに「健の奥さんは幸せな人だね」と言ってもらいましたが、正直言って、苦労ばかりかけていて、幸せにしてやっているとは到底思えません。

オレはオレのやりたい様に毎日を過ごし人生を組み立てていきますが、妻はそれに振り回されるばかりです。


彼女は音楽とは無縁の人なので、オレの仕事…というか生業を理解できないコトが多いらしい。自分で言うのも何なんですが、オレみたいな「やりたいコトに向かう強烈なパワー」の持ち主がいると、
周りの人は大変なんですよ。

健さんはしょうがない」…そう思える人はイイですけど、妻からしたらオレは「ミュージシャン・Ken Yokoyama」の前に「人間・横山 健」なワケですから。ただの自分勝手に見えてしまうんですね…。オレも変わりたいとは思ってはいま
すが、ズーッとこうやって生きてきたのでいきなり生き方を変えるコトも出来ず、なかなか思うようにならないんです。


 しかしいずれ「この人と連れ添って良かった」と思ってもらえる様になりたいです…。
 
 まだまだ男として、半人前です。

奥さんの出身地・名前・なれそめ?
もきちんと書いているのがいいなと思った。
しかし驚いたのは「彼女は音楽とは無縁の人」だということ。

ほら、よくあるじゃないですか…お相手が元芸能人だった、ファンだった、
音楽関係者だった、って。
健さんは奥さんに昔から支えてもらってたんだなー、

しかも「まだ半人前」と言えるオトコ、すばらしい。
(現実の健さんを知らないけれど、この文章から察するに)




あ〜なんだか
健さん夫婦・親子がすんごくうらやましくなってしまいました